おつかれさまでした。

一週間おつかれさまでした！

と、独り言を言いながら咽にビールを流し込む。
うまい。
けして発泡酒ではない。あくまでビールだ。
最近、ビールをうまいだまずいだ言い始めた自分はおっさんなのだろうか、
などと自問しながらまた一口。

ぐびっ

うまい。

全然、アカデミックでない一週間だった。
何か学習してるというより、現場の手伝いしながら説明を受け
実際のトラブルを目のあたりにし、
その現場処理の相談を横で聞き、自習という感じ。
まぁ、自分から学びに行く姿勢できたつもりだから
それはそれでかまわないし、期待もしていない。
期待していないというと、誤解を招くが
彼らは、その道のプロであっても別に先生ではないのだから、
面倒見の良さを期待することが間違っていると思う。

自分が学びたかったことは、生な感覚で体に入ってきている気がするし、
大学で学んだことの実例がゴロゴロ転がっていて
なかなかおもしろい。

今日、仕事後に自分が今週すごくかかわった人たちが
歓迎会をひらいてくれることになった。
ホテルの晩飯をキャンセルし、連絡を待ったのだが、
簡単に言えば残業が思った以上に伸びておしゃかになった。
うーん、残念。
でも、そんな環境だからこそこき使われながら
自分から学ぶ一週間を感じられたんだと思う。
来たかいがあるというものだ。

そうそう、会社というものは千差万別なんだと思った。
これは、しばらく前の日記にも買いていて
アルバイト先で非常に腹立たしいことがあったことに起因するのだけど、
職場環境がいい所は間違いなくある、と思う。
少なくとも、技術者集団の集いにおいては良かった。
みんな大人だった。
そして、無理やりかしこまったりしていないのだ。
無駄な上司に対する義理なんかない。

もちろん、職種が違うということが大きな理由なのだけど、
大人の社会がそこにあった。
某ファミレスは、子供の社会だった。
それが、今思える改心の一言だと思う。


そういえば、今日は雨がふった。
雨の中、食いそびれた夕飯を近くのファミレスまで食べに出かけた。
街灯が全然ないから、車のライトとお店の看板が光の頼りだ。
そんな暗い中、信号待ちしていたらふととなりのトトロを思い出した。
夜の雨がネコバスが来るワンシーンを思い出させた。
だから、トトロ。
トトロ、トトロ、トトロ、・・・もののけ、ゆうれい、エトセトラ。
自分の家の氏を守る神社があるんですけどね、
これがまたすごいものを祭っているんですよ。

うちの守護霊は、天狗なんですよ。

茨城の田舎にある神社なんですけどね、
祭って守護してもらってるのは、
なんとかの大明神とかじゃなくて

天狗

・・・かっこいいっしょ。
僕個人は、かっこいいと思ってるんだけどね。
だって、天狗よ天狗。
微妙にダークヒーローっぽくていいじゃない。
もちろん、ダークじゃ全然ないんですよ。
なんか、えらそうな神様より、
「しかたねぇなぁ。」
とか言って守ってくれそうじゃない。
うひょー、かっけー。

なんてね、本当に思ったけど夏の日の戯言。