うちの学生劇団をまた一人やめる人が出た。

芝居というのは、主張の張り合いって部分が少なからずあるから、

自分が保てなくなったり、

やり方が合わなければ辞めるということがしばしば発生する世界だと思う。

と、いうのは芝居の真理かつ建前だなとおもう。

例えそうだとしても、何年も一緒に芝居を作ってきた人が辞めるというのは、

妙に納得のいかないものである。


とはいえ、理由あっての決意を止めるべきではないし、

止める権利や術はない。


納得がいかないくせに、それを止めることもできないとなると、

僕の心の中は大混乱そのものだ。


芝居という世界に片足つっこんで生きてると、

人が各々持っているこういう譲れないラインを垣間見たとき

本当に複雑な気分だ


しかし、これを一つの旅立ちとして見送るのが仲間として大事な心意気なのではないかと

自分を納得させるように思うこともある。


つーかね、よくも悪くも魂削りすぎなのよね芝居人って。

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