それは、午後0時に緊急入院した父の見舞いに
 
愛車2代目まっはふぁいやー号(250CC)で行った帰りだった。
 
 
「ブイイイイイイイイイーーン!」
 
 
 
「パンッ!」
 
 
 
・・・パン?
 
何今の爆発音。
 
「ブイイィィィ〜」
 
 
脳内艦長
「なんだ、今の音は? なんか破裂したっぽいぞ。」
脳内部下1
「どーせ、ミスファイヤ起こしただけですよー。」
脳内艦長
「そうか、そうだな、問題ねーよな。まったく…」
脳内部下2
「艦長!!出力が低下してます!!!」
脳内一同
「何!!!」
脳内部下1
「出力があがりません。」
脳内艦長
「スロットルまわせ!」
脳内部下2
「吹き上がりが良くありません!」
脳内艦長
「吹くのか?」
脳内部下2
「かろうじて!」
脳内部下1
「艦長、音が変です。エンジンが一基死んでる可能性があります。」
脳内部下2
「くっ、こんな微妙な位置で故障なのか…」
脳内艦長
「スロットルまわして、出力維持しろ!」
脳内部下1
「艦長!大変です!このまま行くと次の信号赤です!」
脳内艦長
「むしろ、好都合じゃないか。路肩に逃げられる。」
脳内部下1
「ダメです、陸橋を越えて今いる位置は…第1車線と第2車線の間です。」
脳内艦長
「・・・最悪だ。」
脳内部下1
「赤信号、車停止しました。」
脳内部下2
「スロットルを放すと、エンジンが止まる恐れがあります。」
脳内艦長
「周りにかまわず、スロットル開けて回転数維持しろ。止まったら、下手するとエンジン復帰しないぞ。」
脳内部下2
「はい!!」
脳内部下1
「青になりました!」
脳内艦長
「回転数あげて!」
脳内部下2
「上がりきりません!」
脳内艦長
「もういい、クラッチつなげ!」
脳内部下2
「回転数一気に落ちました!速度上がりません!」
脳内部下1
「第1車線の車動き出しました。」
脳内艦長
「車は異常に気付いてないぞ!気をつけろ! …いまだ、無理矢理左にはいれ!!」
脳内部下1
「安全な路肩まで、15メートル!」
脳内艦長
「速度は!」
脳内部下2
「あがりません。10キロも出ません!」
脳内艦長
「維持でも路肩にーーーーーーーー!」
脳内部下1
「路肩に届きました。」
脳内部下2
「…スロットル、放します。回転数低下、エンジン・・・止まります。」
脳内艦長
「…セル、回してみろ。」
脳内部下2
「…エンジンかかりません。」
脳内艦長
「…そうか、わかった。まっはふぁいやー号に一同、敬礼!」
脳内一同
「敬礼。」
 
まっはふぁいやー号は、いつもなら親父(バイクの修理屋)に
修理してもらうところなのですが、
やむなく、父の友人(弟子?)にあたる人が
我が家の近くで同業をされているので、
無理矢理エンジンをかけてだましだまし運び、

「じゃあ、預かるよ。」

ということで、まっはふぁいやー号も緊急入院と相成りました。

まあ、父親の代わりに我が愛車が息絶えてくれたんだと、
解釈することにしました。
明日からは、父の125CCバイクでしばらく通学します。

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