芝居三昧
2006年7月10日土日と連続して後輩の芝居を見てきた。
最近は現場を離れたのに、
「アレはおもしろい。アレはつまらない。」
と言うことは、なんとも老人の愚痴のような気がして控えてきた。
でも、まあ、たまには良いかもしれんと思い、筆を執ってみようと思う。
ということで、関係者以外は何もおもしろいことはないと思うので、よろしく。
もちろん、関係者にとってもおもしろいことはないかもしれん。
そのへんも、よろしく。
さて、土曜日。
<総評>
とりあえず、長いね。2時間は、長すぎる。
2時間という物理的な時間は、おもしろければギリギリ気にしないで耐えられる限界時間だと思うので、
正直アレでは長いことこの上ない。
<脚本>
ストーリーに直接絡まないセリフ群が冗長すぎてよろしくない。
もちろん、ストーリーだけをただ進ませるだけの会話も面白くないのだけれども、
それにしても言葉遊び(?)が多すぎると思う。
これは、脚本家が入れたいセリフを入れすぎてしまったからなのかな?
本筋から外れる部分に関しては、枝切りをすべきだったと思う。
枝が多すぎて、本筋のおもしろさを殺してしまっていると思います。
でも、舞台設定とか、ストーリーの背景とか、おもしろい要素は多々あったと思う。
最後に道路拡張工事がたち消えてしまう展開とか、好き。
セツが放火をしてきたこととか(この辺、集中力が切れてて良く聞こえてなかった)
そういう設定もおもしろいと思う。
最後の変なラブストーリー的な展開は、有りなのか?w
セツだけを残すような気はしたけど、ちょっち強引じゃありませんかねぇ。
<演出>
んー、間をとりすぎでテンポ悪い。声小さい。滑舌悪い。
宴会のシーンで、どれがそのときの注目すべき会話なのかわからない。
隣のビルの屋上を使いすぎかな。最後、みんなが屋上で寝転がってる必要があまりない気がする。
使いすぎなければ、ハザマさんとマナミさんが飛び移っていくあたりが効果的だったのかなと思う。
しかし、舞台の構造と、それを生かした演出は、さすが美術出身演出の妙とでも言うべきかな。
この作品、新人には荷が重すぎたのか?それとも、新人を育てきれなかったということなのか?
それとも、ベテラン組が少ないことが大きく影響してたのかな〜?
次、日曜日。今日ね。
んー、長いかな。あと、オナニー芝居だね。ナルシストフォーエバーって感じ。
なんで、みんなして面側を見てセリフ言いますかね。
せっかくの男前が、オナニー臭くて見てられませんよ。
あと、感情表現がやりすぎな気がします。
なんつーか、悩んでるシーンとかでいかにも「悩みを見せないように悩んでます」っていうのが
露骨で、いや。
そこはかとなく見せて欲しい。なんかね、見せたがってるのが見えてる感じなのね。
涙を見せるときに、「泣くのを我慢する演技をしてから涙を見せる」という演技よりも
「鉄面皮の表面を涙が伝う」という演技の方が絶対にグッと来ると思うのね。ま、例えばの話だけど。
「ニヤッ」っと笑った顔に本心の涙が伝うとかさ。そういう男気を見せる芝居だったんじゃないすかね。アレは。
あと、実際に刀がぶつからない殺陣は小劇場でやるべきではないね。全然、心にグッとこないもの。
大劇場なら、嫌でも遠目になるから、うまく型が決まればかなりかっこいいと思うけど。
やっぱ、小劇場で殺陣をするならある程度武器同士がぶつかるようにとかしないとねー。
照明は、いいよね。
知ってる人だから肩を持つというつもりはないけど、きれいだったと思う。スモーク効果な気も少しするけど。
ただ、演出側の要求か知らないけど、色がついていなさすぎる気がして残念。
最後に二人が差し違えた時の赤は・・・ちょっと・・・ねぇ?
まあ、うちの愛すべき馬鹿後輩は良くやってたと思います。つーか、もう超えられてる気がするw
あぁ、老いたくはないものだ・・・
以上、芝居を捨てられない男でした。おやす〜み。
最近は現場を離れたのに、
「アレはおもしろい。アレはつまらない。」
と言うことは、なんとも老人の愚痴のような気がして控えてきた。
でも、まあ、たまには良いかもしれんと思い、筆を執ってみようと思う。
ということで、関係者以外は何もおもしろいことはないと思うので、よろしく。
もちろん、関係者にとってもおもしろいことはないかもしれん。
そのへんも、よろしく。
さて、土曜日。
<総評>
とりあえず、長いね。2時間は、長すぎる。
2時間という物理的な時間は、おもしろければギリギリ気にしないで耐えられる限界時間だと思うので、
正直アレでは長いことこの上ない。
<脚本>
ストーリーに直接絡まないセリフ群が冗長すぎてよろしくない。
もちろん、ストーリーだけをただ進ませるだけの会話も面白くないのだけれども、
それにしても言葉遊び(?)が多すぎると思う。
これは、脚本家が入れたいセリフを入れすぎてしまったからなのかな?
本筋から外れる部分に関しては、枝切りをすべきだったと思う。
枝が多すぎて、本筋のおもしろさを殺してしまっていると思います。
でも、舞台設定とか、ストーリーの背景とか、おもしろい要素は多々あったと思う。
最後に道路拡張工事がたち消えてしまう展開とか、好き。
セツが放火をしてきたこととか(この辺、集中力が切れてて良く聞こえてなかった)
そういう設定もおもしろいと思う。
最後の変なラブストーリー的な展開は、有りなのか?w
セツだけを残すような気はしたけど、ちょっち強引じゃありませんかねぇ。
<演出>
んー、間をとりすぎでテンポ悪い。声小さい。滑舌悪い。
宴会のシーンで、どれがそのときの注目すべき会話なのかわからない。
隣のビルの屋上を使いすぎかな。最後、みんなが屋上で寝転がってる必要があまりない気がする。
使いすぎなければ、ハザマさんとマナミさんが飛び移っていくあたりが効果的だったのかなと思う。
しかし、舞台の構造と、それを生かした演出は、さすが美術出身演出の妙とでも言うべきかな。
この作品、新人には荷が重すぎたのか?それとも、新人を育てきれなかったということなのか?
それとも、ベテラン組が少ないことが大きく影響してたのかな〜?
次、日曜日。今日ね。
んー、長いかな。あと、オナニー芝居だね。ナルシストフォーエバーって感じ。
なんで、みんなして面側を見てセリフ言いますかね。
せっかくの男前が、オナニー臭くて見てられませんよ。
あと、感情表現がやりすぎな気がします。
なんつーか、悩んでるシーンとかでいかにも「悩みを見せないように悩んでます」っていうのが
露骨で、いや。
そこはかとなく見せて欲しい。なんかね、見せたがってるのが見えてる感じなのね。
涙を見せるときに、「泣くのを我慢する演技をしてから涙を見せる」という演技よりも
「鉄面皮の表面を涙が伝う」という演技の方が絶対にグッと来ると思うのね。ま、例えばの話だけど。
「ニヤッ」っと笑った顔に本心の涙が伝うとかさ。そういう男気を見せる芝居だったんじゃないすかね。アレは。
あと、実際に刀がぶつからない殺陣は小劇場でやるべきではないね。全然、心にグッとこないもの。
大劇場なら、嫌でも遠目になるから、うまく型が決まればかなりかっこいいと思うけど。
やっぱ、小劇場で殺陣をするならある程度武器同士がぶつかるようにとかしないとねー。
照明は、いいよね。
知ってる人だから肩を持つというつもりはないけど、きれいだったと思う。スモーク効果な気も少しするけど。
ただ、演出側の要求か知らないけど、色がついていなさすぎる気がして残念。
最後に二人が差し違えた時の赤は・・・ちょっと・・・ねぇ?
まあ、うちの愛すべき馬鹿後輩は良くやってたと思います。つーか、もう超えられてる気がするw
あぁ、老いたくはないものだ・・・
以上、芝居を捨てられない男でした。おやす〜み。
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